暮らしがある中から、肩こりを感じられた時、皆さんはどのようにして対処しているでしょうか?
たかが、肩こりをそのままにして置くと、頭痛や吐き気、めまいとされる全身の不調になってしまうかもしれないので、早めの対処が必要不可欠です。
肩こりは、肩や首周辺の筋肉疲労や血行不良で発症します。
長期間に及ぶ同じ姿勢とか疲れやストレス等により、肩の筋肉が萎縮すると、筋肉における血管が圧迫されて、血行不良に結び付きます。
すると、血中に、疲労物質や老廃物が徐々に蓄積して、肩こりを発症させるのです。
それとは逆に、血液の循環をよくすることによって、肩こりの解消に直結するのです。
マッサージを行うことで、首や肩、肩甲骨付近の血の巡りが円滑になり、筋肉の緊張がほぐれて、肩こりが軽減されます。
マッサージ療法というのは、肩こりが痛みの症状に悪化した時の対処法に関しても、効果があります。
体には、痛みを伝達する経路があるとされていますが、触覚の刺激がこの伝達路に作用して痛みを伝達しにくくする効果も期待出来るでしょう。
これとは別に、マッサージでトリガーポイント(強い痛みを発する点)に刺激を与えて、痛みを和らげる方法もあるのです。
目次
肩こり・肩の痛みとされて予測できる原因
肩こり・肩の痛みがある方の生活習慣を訪ねてみると、
スマホであったりパソコン、読書等を使って目を使い過ぎる。
長い時間に及ぶデスクワークや立ち仕事が多い。
姿勢が悪く、猫背になってしまう。
ストレートネックになっている。
ストレスを溜めやすい性格。
手首もしくは腕をよく使う習慣がある。
前述のような生活習慣、癖、からだの状態とされる方が多いです。
痛みが発生している箇所のみ施術をするというのではなく、再発防止も兼ねて、からだ全体の不具合をみつつ、施術をすることが必要と思われます。
部分的な問題ではなく、体全体の問題であるというような考え方。
東洋医学においては、からだの痛みないしは不調というのは、からだ全体の問題であるという見解です。
常日頃より、肩や首周辺にストレスが加わってしまえば、首・肩周囲の筋肉が緊張して、血行不良を発症してしまします。
血行不良は、強いコリの症状が生じ、痛みや不快な感覚が生じてからだに現れます。
この他には、姿勢が崩れていたりとか、ストレスを抱えやすい生活をしている方も、気をつける必要があります。
ストレスにおいても、筋肉が緊張する原因となります。
当院へ来られたお客様に、今までどのようにして対策を施してきたかを伺うと
- マッサージ店に行っていた。
- 痛み止めを飲んでいた。
- 湿布を貼って耐えていた。
- 痛みが出ても放ったらかしにして、何もしてこなかった。
というような回答を貰います。
どの選択も、ちょっと楽になったとしても、症状は直ちに再発してしまいます。
残念ではありますが根本的な解決にならない事は明らかなのです。
整体院とマッサージ院の違い
整体院やマッサージ院の看板、皆さんの街角でも色々あるのではないでしょうか。
この整体院とマッサージ院の違い、皆さんは知っておられるでしょうか?
似ているものに思うかもしれないのですが、症状が異なれば通うことが必要な院は違ってくるのです。
違いをきちんと認識しておいて、万が一の際に、備えた方がいいでしょう。
まず、初めに、マッサージ院においては、メインとしてからだの表面を揉む、押す、叩く、さするとされる施術を提供します。
マッサージ師さん曰く、これは主として、身体の内側の血液やリンパの流れを良くすることを目的にするのだそうです。
からだの疲れを除去したい時、筋肉痛を和らげたい時等に、利用すれば良いと思われます。
整体では、格段に治療の感覚に相当する施術になります。
バッグの肩がけあるいは、椅子の座り方の癖等が重なって、人の骨格というのは、徐々に歪んでいきます。
この骨格の歪みが、右足に負荷をかけたり、腰に負担をかけたりと、痛みがもたらされる場合があります。
整体であれば、この関節の歪み、骨格の歪みを矯正する事ができます。
頭痛が起きる辛い肩こりは整体へ行こう!
「頭痛がプラスされる肩こり、辛い!」
「これほどまで、つらい肩こり、整体で良くなるのかな。」
今あなたは、頭痛を伴う、つらい肩こりで悩んでいるのでしょう。
それから、これ程まで、辛い肩こりだったら、いずれにしても、プロの手で改善してほしいと考えますよね。
肩こり=整体とされる感覚は強いと思いますが、整体で施術を受けた事がないならば、実際のところ、どうなんだろうか…と懸念するもの。
心配されなくて大丈夫です。頭痛を伴う、過度な肩こりは、整体で筋肉を和らげることから、改善する事ができます。
そして、主な肩こりがもたらされる原因は、肩周りの筋肉の張りと、筋肉の血の巡りが停滞していることによるものなのです。
何はともあれ、基本として、頭痛を伴う、肩こりを改善する方法としては、整体等でプロの手を借りるというのが正解でしょう。
肩こりが酷いときに整体へ行くべき理由
頭痛がもたらされるくらい酷い肩こりとなった際は、整体へ行きましょう。
筋肉を和らげ、緩める事が肩こり及び頭痛を緩和することに繋がります。
肩こりの主だった原因というのは、首肩周囲の筋肉の不調で、まさにそれが、悪くなると肩こりが酷くなり、頭痛やめまいが引き起こされることが起きます。
さらに頭痛の側から見てみます。
肩こりがかった筋肉が、影響している頭痛は「緊張性頭痛」と言います。
このタイプの頭痛の改善方法については、筋肉を緩めることが重要となります。
肩こりが酷く、頭痛も発症しているケースでは、プロの手を借りることをオススメします。
又、整体師が肩を触れてみると、あんまり肩が凝っていないこともあります。
なぜかというと、肩こりが原因の頭痛とは違うと言うことになりますから、病気の症状を疑い、医療機関で診察してもらって下さい。
頭痛が発症する肩こりの仕組み
どんなわけで、酷い肩こりが、頭痛を発症させるのかについて説明します。
頭の周りや首の後ろの方から肩、背中にに及び筋肉が緊張する、要するに肩が凝ることから、後頭部を主として頭の両側や首筋に掛け痛みがもたらされます。
筋肉の緊張が続く事で、血流が悪化します。
すると老廃物が蓄積され、それゆえにその周辺の神経が刺激される事から、頭痛が引き起こされるのです。
まさに、それが肩こりで頭痛がもたらされる仕組みで、また「緊張性頭痛」のメカニズムとなります。
肩こりから受ける辛さの強弱については、個人差が見受けられます。
実際、肩が酷く凝っていると感じて、あわせて頭痛が発症していると、「緊張性頭痛」と思い込むかも知れません。
ですが、頭痛については、いくつか種類があって、症状からある程度は判断できます。
下記にて、頭痛の種類に関して記述しましたので、慎重及びできるだけ早く判断するようにして下さい。
どうみても緊張性頭痛でない場合、自身では判断がつかない場合は、整体に行く前に、整形外科等の医療機関で診察して貰って下さい。
名称 | 痛み | 特徴 |
緊張性頭痛 | 頭部を中心として頭の両側や首筋に掛けて、頭を紐みたいなもので締めつけられる、頭に重いものが載っているかのような感覚。 | めまいを伴う時がある。 頭を動かしても痛みに変わりはない。 吐き気はそれほどない。 性別の割合に差がみられる。女性が男性の1.5倍くらい多いとされている。 |
偏頭痛 | ズキン、ズキンと脈打つかのように頭の片側が痛む。 | 吐き気をもよおす場合がある。 光(明るい場所)や音が我慢できなくなることがある。 痛みや症状で通常生活ができなくなる。 頭痛発作が起こる前に、目の前に火花が散るといった光がみえる前兆がもたらされる(閃輝暗点)。 緊張型頭痛の症状も併せ持つ事がありますので、その頭痛は混合型と言われる。 |
薬物乱用頭痛 | 月に10日以上服用している人が薬物の依存から発症する頭痛。 | 無水カフェインを含めた薬は依存性を招きやすいと考えられている。 |
群発頭痛 | 片側の目の奥が過酷に痛む頭痛。 | 毎日決まった時間帯に発症して数時間継続する。 頭痛発作が毎日約2ヶ月間、群発する。数年おきくらいのペースで発症する |