肩が凝る。
そのような時、どのような対処をしていますか?
「とにかく肩や腰をストレッチする。」「マッサージを受けて行く。」「筋力不足が原因と言われたので、筋力トレーニングをしている。」とされる人もかなりいるでしょう。
ですが、凝りや痛みのリアルな原因を知らないままに対処をしていても、考えているような効果は望まれません。
もとより、どういうわけで、肩こりや痛みがもたらされるのか、どうやったら改善するのか――。
今回は、肩こりの原因やどのように対処していく事が最善策なのかという事をテーマに話を進めていきたいと思います。
目次
- なぜ肩こりになるのか?
- 当院へ問合せがあった肩こりに関する質問事項。
- ここ数年ず~っと肩が重く、ハリ感があって、痛いです。この症状は肩こりでしょうか?
- 肩こりの症状が出る箇所を教えて下さい。
- 概算で5年以上肩こりに悩まされています。何か重い病気になっているという事はないですか?
- 肩こりであるので毎週マッサージを受けています。受けた時はいいのですが、翌日にはまた肩こり状態に..。マッサージは肩こりに効果がありますか?
- 肩こりに悩まされています。肩こりが起こる原因は何なのでしょう?
- 肩こりが酷いのですが、やっぱりストレスが影響しているのでしょうか?
- 肩こりに効果がある対処法やストレッチ、体操等はないでしょうか?
- かねてから肩こりがあったのですが、ここ最近、首をつかまれるかのような痛みだったり頭痛もしてきました。これもまた肩こりからくるのですか?どうすれば改善されますか?
- 当院の施術は東洋系整体!
なぜ肩こりになるのか?
かなりの人が、お悩みの肩こりの原因においては、「猫背姿勢・眼精疲労・肩周辺の筋力低下・肩甲骨の可動域低下・ストレス・血行不良」等、色々な原因があります。
ですが、意図して原因を絞りこむと「運動不足」が大きな問題であると言えます。
皆さんは1日過ごす中で、実際どれだけ「肩」を使う事があるのでしょうか?
日頃の生活で、腕を耳の横に及ぶまで、上げる動きがどれくらいできるでしょうか?
デスクワークの仕事をしている人は、肩を耳の横まで上げる事がほぼないはずです。
パソコンだけではなく、スマホを触ることにより、体が丸まり、首が前に出て、背中や肩甲骨周辺の筋力低下であったり、可動域低下が生じます。
最近の生活は「肩」を使う事が、ほとんどないというのが現状ではないかと思います。
人生を振り返ってみて、肩こりが生じていない年代を思い返してみましょう。
学生の頃やクラブ活動をしていた時期に「肩こり」が発症している人は少ないのではないでしょうか。
どうしてかと言うと「肩」をこまめに使っていたから。
小学生の頃なんて、自分よりも物が高い場所にあれば、背伸びをする事もありましたし、肩を高いポイントまで上げる必要があったというわけです。
それから、クラブ活動や運動であれば、肩を使った運動を多くしていたはずです。
細かいところはともかく、要約すれば「運動不足」が肩こりの原因になっていることになります。
それでは、簡単に肩周囲の柔軟性を判断する5つのテスト下記にて示します。
肩甲骨周り~肩周りの柔軟性が悪くなっている人はこういう運動が出来ません。
もしも出来なかった人は、肩こり予備軍かもう既に肩こりでお悩みの方かもしれません。
- 背中で逆の方向の肩甲骨をさわる。
- 背中で両手を組んで50~30°上がる。
- 背中で肩甲骨の下まで手を伸ばせる。
- バンザイを行って、肩が耳の横まで上がる。
- 肘をくっ付けた状態で鼻まで上がる。
肩こりを発症させた人がどこの施術院へ行くのでしょうか?
ほとんどの人は、肩の固い周辺をほぐす「マッサージ」を思い浮かべるとの事です。
ですが現実的にどうですか?
肩もみマッサージで、どの程度の肩こりが解消してるのでしょうか?
マッサージをしたその瞬間、あるいは、その日は良いとしても、翌日には肩が重くなっていて、とどまることなく、肩こりの症状が戻っていないでしょうか?
そうなのです!
ほとんどの人が、肩こりの解消方法を間違っています。
肩こりの正体というのは、「筋肉が緊張状態になって動く事ができない+老廃物が排出されない状況」となっています。
緊張した筋肉に強いマッサージをすると、筋肉の膜が破けて傷めることになります。
傷がついた組織が回復されると、筋肉はなお一層、固くなってしまって、緊張状態が起こります。
要するに、不向きなマッサージをすると、肩こりは、より一層、悪くなってしまうという事です。
それでは、肩こりにどのように対処をしていけば良いのでしょうか?
肩こりに対処することに必要な3つのポイント
肩こりに対処する事に必要な事は、心地よさだけを求めるマッサージではどうにもなりません。
肩こりの根本的な原因というのは、運動不足になります。
運動不足については、3つの影響を及ぼします。
『猫背姿勢』『筋力不足』『柔軟性の減少』
この3つが問題となって、必然的に肩こりが発症します。
それでは一つずつ掘り下げてみていきたいと思います。
不良姿勢(猫背)
不良姿勢と言えばが猫背。
猫背になれば、頭は前に出た感じになり、背骨が丸くなってしまいます。
スイカレベルの重さを有している頭が、首~肩の筋肉に大きな負担を加えます。
普通なら、頭の重さとされる4~6kgの負担がもたらされるのですが、頭が前に出た姿勢になってくれば、最大値で27kgくらいの重さが生じます。
どれだけ、マッサージしたとしても、姿勢が悪いのなら、終日、負担がもたらされてしまう事になってしまうのです。
筋力低下
筋力低下というのは、首~肩甲骨~背骨周辺にある筋肉に発生します。
猫背姿勢だとすれば、筋肉が伸びきったみたいになり、縮める事が行えなくなります。
筋肉が伸びた状態で固まって、おのずと筋力が活用しづらくなってしまいます。
スマホもしくはパソコンを使用する人が増加して、体の前側と後ろ側のアンバランスに関しては、増々、助長されているというわけです。
柔軟性低下
伸びた状態の筋肉というのは、縮みづらくなって、固くなってしまいます。
良い筋肉の条件というのは、伸び縮みがきちんとできる事。
肩こりの人というのは、際立って、肩甲骨周囲の筋肉の動きが悪くなってしまいます。
肩甲骨を使って、背骨周囲の柔軟性を確保することが重要となります。
肩こりを解消するためには、猫背姿勢を改善させて、肩関節~首回りの筋力を付けて、柔軟性を回復することが必要不可欠になります。
当院へ問合せがあった肩こりに関する質問事項。
下記は実際、あだち整体院へ問い合わせがあった、肩こりに関する質問で、答えた事柄となります。
肩こりの方は是非、参考にして下さい。
ここ数年ず~っと肩が重く、ハリ感があって、痛いです。この症状は肩こりでしょうか?
俗にいう「肩こり」の可能性が高いです。
肩こりの症状については「こり」だけじゃなく、「痛み」であるとか「重さ」「張り」「硬さ」「つかまれている感じ」「鉄板が入った感覚」等があります。
さらには、そういうものに、続けて起きる症状としては「頭痛」「吐気」「集中力低下」「目の疲れ」「倦怠感」「腕や手のしびれ感」なんかも、肩こりから、もたらされる症状になります。
肩こりというのは、ありふれている症状ではありますが、仕事のパフォーマンスを低下させ、テンションの低下にも結びつくため、症状が強いのであれば、放っておく事は良くないです。
肩こりの症状が出る箇所を教えて下さい。
肩こり症状の出る箇所というのは、肩甲骨の周辺の筋肉に症状がある人が殆どのようです。
肩甲骨周辺にある僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、棘下筋、小円筋とされる筋肉に症状が発症します。
それから、その箇所から派生して、後頭部もしくは首、顔面の筋肉においても、発症する場合がよくあります。
概算で5年以上肩こりに悩まされています。何か重い病気になっているという事はないですか?
肩こりの症状みたいに思って、重い病気が潜んでいるという場合、さしあたって、指摘されるというのは「脊柱管狭窄症」とされる病気になります。
このような時、肩のコリにとどまらず、手に力が入らない、シャツのボタンが、てきぱきと、掛ける事ができない、階段を降りることが怖い、等の症状があります。
こういう症状があるときには、検査してもらった方がいいでしょう。
これ以外に、「化膿性脊椎炎」とされる病気もあります。
そういった状況では、微熱が続いているとか、血液検査で炎症の強さを示す数字が高くなったりしますので、血液検査で明らかになります。
さすがに、具体的に診察しなければ、見極めかねるので、上記のような重い病気が隠れていることの恐れがあるようなら、総合病院等の内科もしくは、整形外科で診察して貰ってみることをお勧めします。
肩こりであるので毎週マッサージを受けています。受けた時はいいのですが、翌日にはまた肩こり状態に..。マッサージは肩こりに効果がありますか?
マッサージを受けるとその時は、肩こりが治ったような気がしますが、翌日になれば、また肩こりに戻ることが大半です。
むしろ、前より強い肩こりの症状が出ることだってあります(「もみ返し」等と言われている)。
これに関しては、マッサージというのは、肩こりの原因を治しているというのではなく、「対症療法」となるためです。
一応、その瞬間では、改善したようにも感じるというのは「オフセット鎮痛」という現象が起きるからだといえます。
そういう意味からマッサージで肩こりは良くなるわけではないことから、改善しないという人については、当院の整体を受けてみてはいかがでしょうか。
予約受付フォーム(初来院者さま専用)
☎ 075-394-8180
肩こりに悩まされています。肩こりが起こる原因は何なのでしょう?
肩こりが起こる原因は、肩甲骨の周辺にある筋肉が「腫れている」事だと、いろいろな研究から伝えられています。
筋肉は密閉された袋の中の組織で、筋上膜とされる包みの中におきまして、筋肉の組織があるのです。
密閉された袋の中の内容物が腫れる事によって、人間のカラダは「凝っている」とし、感じてしまいます。
だったらなぜ、腫れるのでしょうか?
腫れる原因は、要するに「入ってくる液体の量が、出ていく液体の量を上回っている」と説明できます。
肩こりのお客さんでは、そうでもない人と比べて、筋肉に特異な流入血管が増えており、入ってくる血液が多い事が明らかになってきたのです。
そういった理由から「腫れ」を発生させているとのことです。
それからこの異常な血管においては、神経も同時に増えていて、この神経からも肩こりの症状が生じているとされる説も提唱され、こういう異常な血管を標的とした新しい治療もあります。
肩こりが酷いのですが、やっぱりストレスが影響しているのでしょうか?
肩こりだけじゃなく、「痛み」や「しびれ」等のようなカラダの嫌な感覚は、ストレスが多かれ少なかれ関わっています。
だったとしても、勘違いしてはいけない事は、ストレスがあるため、肩こりがもたらされてしまうということではありません。
そうじゃなく、ストレスというのは、肩こりの症状を「増幅」させるという事です。
人間においては、痛み等のような嫌な感覚を一定レベルまで遮断して、軽い痛みだったら、意識させないようにする働きがあります(下降抑制系と言われています)。
ですが、この働きは、ストレスが掛かると弱まってしまうのです。
肩こりに効果がある対処法やストレッチ、体操等はないでしょうか?
肩こりに関して、あなたがご自身で、行える対処法に関してですが、日々の生活に伴う継続的な負担を抑えることが重要となります。
それに、特化したシンプルな体操を紹介させて貰います。
ここではおウチにいながら、手軽にできるエクササイズ2つになります。
肩甲骨を動かすエクササイズ
肩甲骨を内側に寄せ、それから後に、肩甲骨を背骨から離すことを意識して外に動かします。
それから、肩甲骨を回すように意識することから、肩甲骨に付いている僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋の緊張を下げる事ができます。
1日5回くらい、やってみて下さい。
背骨を引き伸ばすエクササイズ
座った姿勢をとって、両手を胸の高さまで上げます。(肩に痛みが出る場合には、無理をして上げないで下さい。)
背中を丸めず、引き伸ばした状態で前方へ腕を伸ばし、ひっこめます。
1回5秒くらい行い、1日5回くらいやってみて下さい。
かねてから肩こりがあったのですが、ここ最近、首をつかまれるかのような痛みだったり頭痛もしてきました。これもまた肩こりからくるのですか?どうすれば改善されますか?
そのようなものも、肩こりの症状だと考えられます。
肩こりは、首の付け根から症状が現れることがほとんどですが、状態が悪くなると、後頭部の痛み、それから、顔の痛み等が伴うことがあるのです。
また肩甲骨の内側や外側においても、症状が広がる場合があります。
筋肉の腫脹は、隣接する他の筋肉に浸透し連鎖してしまうようにできているそうです。
このことから、僧帽筋とされる筋肉からおこった緊張が、周囲の筋肉に悪い影響を及ぼしてしまうのです。
顔の表情筋、側頭筋、後頭筋、さらには棘下筋や小円筋とされる筋群に浸透することによって、首の痛みや頭痛、もしくは顔の痛みやこわばりに直結します。
そういった状況のケアは、大きく分けると二つになります。
一つはご自身ですることができるエクササイズであったり生活習慣を変える事。
もう一つは、当院等の東洋系整体を受ける事によって、根本的改善を目指す、施術を受けるというのも一番の解決策となります。
当院の施術は東洋系整体!
当院の整体は東洋と西洋で分けると、どちらかというと、東洋に属する施術を行っています。
分かりやすく言うと、東洋と言えば、イメージされるのが「ツボ」ですよね。
施術自体が「ツボ」から始まり、「ツボ」で終わるという施術となっています。
ツボを刺激を加え、筋肉をやわらげるのですが、そのツボに刺激を加えるという方法も「指圧」に捻りを加えるので、正しくは「浸透押圧」と言います。
単なる「指圧」よりかなり効くあるいは利く、「技」となっているのも、当院の施術を受けてみる一つの推奨ポイントとなっています。
西洋系整体も存在します。
俗に言う「カイロプラクティック」です。
カイロプラクティックの発祥はアメリカなので、「ツボの概念」がありません。
簡単ではありますが、カイロプラクティックの説明はここまでで留めておきますね。
よく、世間でいう「指圧」を受けてに行ってきたという声を聞く事があると思いますが、可能性として、当院のような「東洋系整体」を受けている可能性が高いのではないでしょうか。(一概には分かりませんが…。)
その東洋系整体であるツボ療法を全身施術を行い、緊張した全身の筋肉を弛め、歪みのある骨盤等を「矯正」するという「トータルケア」となっているのが、当院の整体です。
ここでは主に「肩こり」をテーマに色々と説明や紹介をさせて頂きましたが、「肩こり」なので、どこかに行きたいけど、どこに行ったら良いか分からないと思われている方が非常に多いようです。
当院へ来院された方で今まで「肩こり」でどこに行っていたかの話を聞く事が多いのですが、「接骨院」あるいは「整骨院」で「10分程度のマッサージ+電気治療」を受けていた。
「クイックマッサージ」の店に行っていた。
「整体」に行っていたけど、矯正はなかったのかあったのかよく分からない。どんな歪みがあるかというのは指摘されてはいなかった。
と何かあやふやなものが多いようです。
当院はカウンセリング、カラダの歪みの検査、歪みの指摘、施術、矯正、施術後の状況の説明等はしっかりしていますので、肩こりを改善するための施術を納得して頂いた状況下で受ける事が出来ると思いますので、もしこれから、「肩こり」がひどく、仕事にも影響が出ているので、何とかしたいと考えておられる方や他の施術院で思った効果が得られてない方は是非、当院へ施術を受けられてみてはいかがでしょうか?
予約はネット予約や☎予約がありますので、下記にて紹介させて頂きます。
駐車場もありますので、車で来院される方はネット予約の際に「車で来院予定」等と概要欄に記入して頂きましたら、駐車場までの動画案内をさせて頂きます。(駐車場は近くで分かりやすい。)
駐車場の動画は口で説明するより、動画の方が一目瞭然なので、制作をさせてもらいました。
☎ 075-394-8180