憂鬱感で何もする気力が出ない時ってありますよね。
憂鬱とは「気分が沈んで何をするのにも、元気が出ない」という症状です。
精神医学で言えば、「抑うつ気分」言います。
憂鬱感とはうつ状態なので、このうつ状態というのは、何が原因かと思われる事と思います。
ですが、精神医学では、何が原因でというのを最初に考えません。
理由としては、大きな病気を見落とさないために、うつ状態を一定の順番で考えていくのです。
一番最初に、「脳を含む体の病気」です。
脳腫瘍等の脳の病気の場合だと、甲状腺機能低下症のような体の病気でも、うつ状態になってしまうことがあります。
それともう一つは、体の病気の治療のために飲んでいる、薬がうつ状態になることもあります。
インターフェロンや副腎皮質ステロイドが有名になります。
こんな感じで、うつ状態の原因が体にある場合だと「外因性精神障害」といいますが、「身体因性」とも言います。
次に「統合失調症」によるうつ状態が起こっているというのも考えられます。
その他には「統合失調症」の症状がなければ、「内因性うつ病」「躁うつ病」は内因性精神障害といいます。
ここまで考えて、どれにも当てはまらない場合は、病院へ行く必要はありませんが、「性格」や「環境」の影響ありによる、「うつ状態」いわいる、「憂鬱感」に当てはまりのです。
本日は、環境によって憂鬱感の状態になっていて、どのようにすれば、解消できるかという方法を紹介したいと思います。
目次
憂鬱感を解消する①『無理に感情を打ち消さない。』
憂鬱感を打ち消そうとすることはしない方が良いです。
憂鬱感を打ち消そうとしても、それは強く心の反作用が起こる事から、憂鬱感が確定され、根強く、憂鬱感が残る結果となってしまいます。
そのまま、憂鬱感を受け入れ続けて下さい。
それも抵抗することなく、100%、憂鬱感を受け入れ続けるのです。
そして、大きく深呼吸をして下さい。
酸素を肺いっぱいに取り入れ、そしてゆっくり吐きます。
すると、時間と共に、感情に変化が起こってくるはずです。
憂鬱感というのも、永遠に感じ続けるのも不可能という事なのです。
憂鬱感を解消する②『すぐに寝てしまおう。』
嫌な事は寝て忘れようという言葉を聞いたことがあると思いますが、これってかなり当たっています。
寝る時間をたくさん取ると、記憶を定着させる効果が抜群にあります。
成績が良い優秀なこどもは、たっぷり睡眠を取っていると言われています。
すっきり活性化した脳で物事に対する思考回路を高めようと思えば、良質な睡眠を取る事が大事になってきます。
嫌な事があった日も早めに寝るというのは他に理由があります。
それは、睡眠時に分泌されるホルモンです。
睡眠中に分泌されるホルモンと言えば、成長ホルモンになります。
この成長ホルモンというのは成長を促すホルモンで、アンチエイジングや疲労回復に効果が高いのです。
心身共に疲れているというのも、憂鬱感の原因の一つとなります。
良質と同時に十分な睡眠を取ることで、クリアな思考が確保する事ができ、憂鬱感から解放されるのです。
憂鬱感を解消する③『ハーブやアロマの香りを楽しみのも効果が・・。」
香りには疲労回復やリフレッシュに凄く効果があります。
リラックスして香りを楽しむためにおススメなのが「天然アロマ」「ハーブ」等です。
憂鬱感をとにかく早期にすっきりさせたい時には、「ティーツリー」「ユーカリ」等、森林あるいは、森林をイメージさせる香りが良いでしょう。
イランイランや百檀の香りは、リラックスしてなおかつ、穏やかな気分にしてくれます。
ペパーミントは清涼感が豊富で意識や思考をクリアしてくれます。
憂鬱感から元気を出したいあるいは、リフレッシュしたい時は「レモン」や「グレープフルーツ」「オレンジ」等の柑橘系の香りが特におススメになりますので、是非お試し下さい。
憂鬱感を解消する④『コーヒーでリラックスしやる気が出る効果が・・。』
仕事中においても、ちょっと一息つく時、欠かせないのがコーヒーではないでしょうか。
コーヒーには色々な効能があります。
カフェイン効果として、中枢神経を興奮させる覚醒作用があって、眠気を除く効果があります。
憂鬱感があり、やる気がでない時には、コーヒーを飲むのが効果的です。
ですが、カフェインというのは中毒性もあるので、カフェインの採り過ぎは気をつけましょう。
特に、妊婦さんは控えた方が賢明です。
コーヒーは香りに「アロマ効果」があり、脳にα波を出してリラックスさせてくれるという効果があります。
ポリフェノールも含んでいることから、抗酸化作用があり、アンチエイジングにも良いとされているのです。
コーヒーに含んでいるタンニンが鉄分と結び付くと「貧血」を起こる事もあるので、気を付けましょう。
なので、コーヒーは食前は控えて、1日2杯までとし、コーヒーをどうぞ、お楽しみください。
憂鬱感を解消する⑤『整体を受けよう』
パソコンを使い過ぎるとたまに「フリーズ」して動かなくなってしまう事があります。
そんな時はどうすればいいかと言うと、最後の手段という事で「強制終了」してからもう一度、電源を入れます。
これを「再起動」する。と言います。
すると、パソコンが復活するはずです。
これと同じで人間も「精神的」「肉体的」と日々の仕事・勉強や生活で「疲労」が積み重なっています。
疲労が積み重なるとすぐ、体が悲鳴を上げる人と自覚症状が出ない人など色々な人がいます。
その悲鳴がすぐ連動して体に出る場合だと良いのですが、体に出ることがなく、「憂鬱感」という精神的な「抑うつ気分」で出る場合も多いのです。
体に不具合の時も含めて、「憂鬱感」がある場合も整体を受けてみてはいかがでしょうか。
当院の整体は「東洋系の施術」となっていまして、「ツボ療法」がメインとなっているので、「ツボ効果」があります。
ツボというのは言い換えると、「身体のスイッチ」となります。
「憂鬱感」というのは人間のスイッチが「オフ」となっていて、そのスイッチを「オン」にするのが「ツボ療法」となります。
「精神的疲労」「肉体的疲労」が多い中、ストレスにより、精神的スイッチ、肉体的スイッチが「オフ」になっていると思います。
整体を受けるという事は、パソコンで言う「再起動」になるという事です。
是非、この機会に整体を受ける事をご検討下さい。